Nation Redレビュー:ゾンビも銃を持ってきた

次のアイテムが窮地を救い、次の武装した死体がすべてを台無しにする。小さなアリーナに判断が詰まったシューター。

Zombie Defence Editorial Team ·

公式資料とゲームプレイ映像・画像に基づくレビューです。

Nation Redのゾンビには、ちょっと不公平な強みがある。何体かは銃を持参しているのだ。こちらにあるのは狭いアリーナと増えていくパーク。そして「円を描いて逃げる作戦は、その円を横切る弾が飛んでくるまでしか通用しない」という切実な気づきである。

本作が目指すのはスコア更新だ。木材を集めさせたり、失われた文明を悼ませたりする気はあまりない。限られた空間が、目の前の判断の連続へ変わるところに魅力がある。誰を先に倒すか。あのアイテムまで寄り道する価値はあるか。なぜ今、そこでリロードしたのか。

砂地のアリーナで二人が武装ゾンビと戦う。炎と手榴弾アイテムが見え、体力と武器の表示は各プレイヤー別になっている。
二人分の銃、混み合う砂漠の一角。油断できる余白はほとんどない。 · DiezelPower / Steam

一番近いゾンビが、一番の問題とは限らない

群れをさばく基本は、撃ちながら移動経路を確保すること。しかし武装ゾンビが、その整った計画を崩してくる。背後に迫る数体より、遠くの銃持ちを優先すべき場面もある。狙う相手と逃げる方向は、別々に決めるのではなく、組み合わせて考えたい。

敵には武器持ち、爆発を伴う脅威、ボスがおり、同じ的が列をなしているだけではない。すべてを火力勝負として処理すると、この違いが生む面白さを逃す。まず誰が退路を邪魔できるかを見極め、その敵を倒すか、もっと空いた場所へ移るかを決めよう。

戦術の要点は実にわかりやすい。自分が動ける余白を守ることだ。大きなコンボは気分がいいが、見栄えのする死体の壁は警告でもある。お気に入りの周回ルートが通用しなくなり、新しい道を作らなければならないところから、戦いに手応えが生まれる。

真上から見た道路上の戦闘。ピストルを持つ生存者にゾンビが迫り、Machinegun Bossを倒す目標が表示されている。
ミッション目標があれば、アリーナには解くべき具体的な課題が生まれる。公式トレーラー00:34.500のフレーム。 · DiezelPower / Steam

一番大きな銃には、それなりの請求書がある

武器は二つ持てるため、複数の状況に備えられる。銃は射程、リロード時間、重量が異なり、重い装備は移動を遅くする場合がある。新しい武器を拾うことは、次の敵をどう倒すかだけでなく、次の窮地からどう逃げるかを選ぶことでもある。

大群に対してミニガンは魅力的だ。ただし長いリロードに入れば、その大群との話し合いは急に苦しくなる。同じ長所を二つ並べるより、作戦の穴を埋める組み合わせを考えたい。近接武器にも別の危険がある。問題を解決するには、その問題をすぐ近くまで招く必要がある。

武器ロックは、見かけ以上にありがたい機能だ。気に入った武器を持てたらスロットを固定し、足元の拾い物と意図せず交換する事故を防ごう。豊富な武器は楽しいが、次々と届くお誘いを断れることも、その豊富さを活用するためには大切になる。

舗装された工業施設の中庭で、アサルトライフルを持つ生存者が密集したゾンビに囲まれている。
欲しかった武器も、その重量とリロードの合間に退路が残ってこそ役に立つ。 · DiezelPower / Steam

育てるのは今回のビルド。老後の蓄えではない

パークは現在のゲーム中は続くが、新しいゲームを始めると失われる。一方、拾うアイテムの効果は即時か一時的だ。この区別こそNation Redの土台である。明日のために永続ダメージを貯金するのではなく、今の挑戦を強くする組み合わせを組み上げていく。

PowerUp Hookはアイテムを引き寄せ、PowerUp Extenderは一時効果を長持ちさせる。この二つの関係は、パークの総数を並べるよりも本作の魅力をよく伝える。一方は危険な回収行動を減らし、もう一方は報酬の価値を高める。ビルドによって、必要なリスク自体が変わるのだ。

Randomでは、レベルアップごとに限られた候補から選んで即興で組む。Strategicでは狙ったものを選べる代わりに、取得できる総数に制限がある。Auto Perkは保存した好みのリストから自動で選択する。方針が固まった後は、射撃に集中しやすい仕組みだ。

これらは同じ戦闘パズルへの異なる取り組み方であり、キャラクター別のキャンペーンではない。解放したミッションや記録は次へつながるが、パークによる強さはリセットされる。判断力の向上を楽しむ人には気持ちがいい。一方、永続アップグレードの階段が欲しい人には薄く感じられるだろう。

工業施設の中庭で二人の生存者がButcherなどのゾンビと戦う。近くにDouble ExperienceとBouncing Bettyのアイテムがある。
アイテムは危険へ誘う。うまいパークの組み合わせがあれば、その寄り道にも価値が出る。 · DiezelPower / Steam

撃つことに、別の仕事を与える

Free Playは、スコアを目指しながらパーク、武器、アイテムを試すのに向いている。Survivalはパークを取り払い、生き残ることを中心の尺度にする。この違いは重要だ。純粋な耐久戦ならSurvival、組み合わせが膨らむ楽しさならFree Playを選ぶとよい。

Barricadeでは守るべき場所が加わる。障害物は攻撃で壊れていき、アリーナによっては守る人や物もある。自分だけ安全に逃げればよいわけではない。移動が問題の解決になるのか、それとも目的を置き去りにするだけなのかを判断しなければならない。

練習モードでは、ランキングにスコアを残さずに敵の行動、速度、強さを調整できる。二つの武器の組み合わせを比べたり、移動を覚えたりするのに適した場所だ。すべてのミスを「記録更新の失敗」として背負う前に、ここで試す余地がある。

公式に案内される18のミッションは、繰り返し型のモードとは別に、進む順番がある課題を用意する。すぐに取り組む目標が欲しい人にはありがたい。ただし中心は何度も戦場へ戻ることだ。期待すべきは課題の変化であり、変わり続ける世界を巡る大冒険ではない。

鋼鉄の橋にあるコンクリート障壁の間で生存者が戦う。武装した敵が接近し、画面にはウェーブ数が表示されている。
バリケードが加わると、群れをさばくだけでなく、失ってはいけない場所を守る戦いになる。 · DiezelPower / Steam

友達を呼んだら、その人の居場所も残そう

オンライン、ローカルとも最大4人で協力できる。オンラインは独立した標準機能で、Steamにはローカルのセッションを配信するRemote Play Togetherも別途記載されている。ローカルでは同じ画面を共有する。マニュアルによれば、二人目以降にはコントローラーが必要だ。

倒れた仲間は、その体の上にしばらく立つことで蘇生できる。救助は自動的な親切ではなく、位置取りの判断になる。まず実行できるだけの空間を確保したい。味方への攻撃と経験値共有の設定も、チームワークの定義が四人とも違うと判明する前に相談しておこう。

映像面の代償は混雑だ。公式映像では、埃っぽい地面、死体、エフェクト、数字の表示が同時に目へ入る。カメラの高さ調整や真上からの視点は状況を捉える助けになるが、見せ方は古めで情報量が多い。重要な要素が常にくっきり分離して見えるタイプではない。

個別のHUDを持つ二人のプレイヤーが、墓、散らばる死体、銃口の閃光、炎の中で戦っている。
協力プレイでは射線が一つ増え、生き残らせたい相手も増える。公式トレーラー00:07.500のフレーム。 · DiezelPower / Steam

本当に繰り返したい遊びを買おう

Steamの本編はWindows、macOS、Linux/SteamOS向けとして掲載され、コントローラー対応とダウンロード可能な体験版がある。ただし動作要件は古い。購入前に現在のOSとの相性を確認したい。特にMacでは重要だ。対応プラットフォームの表示は、今の環境での新しい動作試験を意味しない。

価値を支えるのは繰り返せるモード、異なるパーク構成、協力プレイであって、新コンテンツが無限に届く約束ではない。4本パックは同じゲームのコピーが四つ入ったものだ。仲間と買うなら、まず遊ぶ日を決めよう。購入したからといって、マッチングで見知らぬ相手が待っている保証はない。

長所

  • 武装した敵やボスによって、群れの処理だけでなく標的の優先順位が重要になる。
  • 二つの武器枠と重量・リロードの違いが、拾う判断に意味を与える。
  • Random、Strategic、Auto Perkで、ビルド作りへの異なる取り組み方を選べる。
  • 標準のオンライン協力とローカル協力が最大4人に対応する。

注意点

  • パークの強さはゲームごとにリセットされ、永続的な強化が主な報酬ではない。
  • アリーナとスコア中心の構成は単調に感じられる場合がある。
  • 密集した効果や死体、古めの画作りが戦況の把握を難しくする。
  • 古い動作要件と現在の使用環境を照らし合わせる必要がある。

おすすめのプレイヤー

  • スコア更新やビルドの調整を楽しむアーケードシューター好きに向く。
  • 最大4人の、事前に集まれる仲間との協力プレイ候補。
  • 探索、サバイバルクラフト、長い物語を求める人には合いにくい。

総評

Nation Redは、要素を絞り込んだアーケードゲームの強さを示している。武装した敵、武器ごとの弱点、柔軟なパーク選択によって、埃っぽい見た目以上の判断が小さな戦場に生まれる。成長の面白さは一回のプレイ中に集中しており、長く遊べるかどうかは再挑戦そのものを楽しめるかにかかっている。

スコア狙い、ビルドの実験、知り合いとの協力プレイが目的なら候補になる。壮大なキャンペーンや、永続的に強くなる主人公を求めるなら合いにくい。次の惨事へ持ち越せる一番大事なものは、積み上げた火力ではなく、少し賢くなった作戦だ。

PC向け本編

レビュー評価: 8.2 / 10

戦闘
8.6 / 10
成長要素
7.9 / 10
使いやすさ
7.7 / 10
価格に見合う内容
8.5 / 10

Steamアプリ39800はWindows、macOS、Linux/SteamOSを掲載。現在のハードウェアでの互換性は未検証。

一人プレイに加え、標準のオンライン協力と画面共有のローカル協力が最大4人に対応。二人目以降のローカル参加者はコントローラーが必要。

4本パックは同じゲームのコピー四つであり、追加コンテンツではない。

PC向け本編 ↗

評価は、該当する戦闘・成長要素・使いやすさ・価格に見合う内容の平均を、小数第1位に一度だけ丸めたものです。比較記事ごとの相性は含みません。

Nation Redにはオンライン協力とローカル協力がありますか?

はい。開発元はオンライン、ローカルとも最大4人と案内しています。ローカルは同じ画面を共有し、追加のプレイヤーにはコントローラーが必要です。SteamのRemote Play Togetherとは別に、標準のオンライン協力機能もあります。

パークは次のプレイに引き継がれますか?

いいえ。現在のゲーム中だけ有効で、新しく始めるとリセットされます。保存したAuto Perkリストに残るのは選択の好みであり、蓄積したパークの強さではありません。解放済みミッションや記録が長期的な目標になります。

初心者はどのモードを選ぶとよいですか?

ミッションでは具体的な目標を追え、Free Playではパークとアイテムを組み合わせる基本の流れを学べます。パークなしの耐久戦ならSurvival。守る場所を軸に移動や標的を考えたいならBarricadeが向いています。

不要な武器をうっかり拾うのを防げますか?

はい。武器ロックで望まない交換を防げ、二つの枠を個別に固定できます。資料に記載されたキーボード操作では、Fが現在の武器のロック、Qが枠の切り替えです。お気に入りの組み合わせを決める前に覚えておくと便利です。

このレビューの対象プラットフォームとエディションは?

SteamのPC向け本編、アプリ39800です。Windows、macOS、Linux/SteamOSが掲載され、4本パックにはそのコピーが四つ入っています。古い動作要件だけでなく現在の互換性を確認してください。コンソール版やモバイル版は評価していません。

出典