Gunfire Rebornレビュー:そのとんでもない銃にも作戦を

最高の戦利品とは、ほかの装備が一気に噛み合う最後のピース。この動物ヒーローたちのローグライトFPSは、その考えを実ににぎやかに表現する。

Zombie Defence Editorial ·

公式資料とゲームプレイ画像に基づくレビュー。

派手で強そうな銃でも、今の自分には間違った選択かもしれない。Gunfire Rebornで面白い判断が生まれるのは、そんな小さな意地悪からだ。銃が落ち、数値は魅力的に見える。ところが手持ちの能力とスクロールが、静かに「それで何をするつもり?」と問いかけてくる。

戦利品の輝きより、その答えのほうが重要だ。この一人称ローグライトでは動物のヒーローが戦闘ステージを進み、増えていく能力と装備を小さな設計プロジェクトへと組み上げる。ただし動力源は弾丸と属性効果、そして時々、やたら気合いの入ったカンフーである。

一人称視点の手が、紫色のエネルギーに包まれた大きな赤い敵へ伸びている。
Crown Princeは銃撃戦に敵の行動妨害を持ち込む。このSteam公式画像ではHUDが非表示になっている。 · Gunfire Reborn Studio / Duoyi Games

ヒーローを選び、その銃の役割を考えよう

設計を理解する入り口として分かりやすいのがCrown Princeだ。Energy Orbで敵を拘束し、Smoke Grenadeで腐食ダメージを与える。落ちた銃のどれに注目するかを考える前から、危険な敵を妨害し、戦いの流れを作る手段がある。

Ao Baiは銃を2丁同時に持って問題を解決する。Qing Yanは防御の条件そのものを変える。自動回復するシールドの代わりにアーマーを使い、Leapを命中させると回復できる。接近攻撃は、単に射撃より無謀な選択なのではなく、生き残るための行動にもなる。

こうした差がヒーロー選びに意味を与えている。遠距離戦を報いる強化と、近くで何度も当てる行動を支える強化では、立てる作戦が異なる。まず繰り返したい行動を決め、それを安全に、強力に、あるいは頻繁に実行できる報酬を選ぶといい。

装甲をまとった敵との接近戦で、かぎ爪のある手と緑や青のスキル効果が画面を埋める。
ヒーローのスキルは戦う距離とリズムを変える。この接近戦の公式プレイ画像にも、その違いが表れている。 · Gunfire Reborn Studio / Duoyi Games

ダメージの数字だけでなく、銃そのものを読もう

武器には特性が付くため、追加効果にも基本ダメージと同じだけ目を向けたい。連射速度、リロードのリズム、ボーナスの発動条件は、その拾い物がビルドに合うかを左右する。付随する条件をほとんど満たせないなら、巨大な数字もさほど魅力的ではない。

たとえばTaoの飛剣システムは、弾薬消費とメインスキルを結びつける。連射の速い銃には、単に多くの穴を開ける以上の役割が生まれる。孤立したダメージ比較で勝つかではなく、ビルドの中心にした能力を装備が支えているかが問題になる。

数字の大きな代用品を追いかけるより、こちらのほうが次の戦利品を調べる理由としてずっと面白い。Gunfireはシステム同士の関係を理解させる。新しくて魅力的な銃への正しい対応が、そのまま床に置いていくことになる場合もある。つらい。だが賢い。

2丁の銃の向こうで、味方の動物ヒーローと岩場の上の敵が砂漠で戦っている。
Ao Baiの二丁持ちは、武器の組み合わせそのものをキャラクターの個性にする。 · Gunfire Reborn Studio / Duoyi Games

スクロールが好みをビルドに変える

オカルトスクロールが組み合わせのもう半分を担い、アセンションが挑戦中のヒーローを成長させる。魅力はボーナスを積み重ねることだけではない。何が良い武器か、どの距離なら戦いやすいか、どの危険を冒す価値があるかまで変えられる。

たとえばLong Shotは距離を取る戦いを報いる。Fish or Bear Pawは武器の1ヒット分のダメージを下げる代わりに、攻撃を2回命中させる。立ち位置や命中時効果を考えるきっかけであり、誰にでも無条件で良い強化ではない。無関係な恩恵を袋いっぱい集めるより、有望な連携をひとつ見つけるほうが大切だ。

Crown Princeのアセンションにも明確な分岐がある。属性ダメージを強めるか、グレネードに力を入れるか、オーブを育てるか。報酬に合わせて軌道修正することはできるが、選ぶたびに別の発想へ投資していると、同じ目的のために働く部品が少なくなる。

銃が明るい円形の爆発越しに狙いを定め、左には別のヒーローが立っている。
重なる攻撃は派手な見せ場を作る一方、標的と注意を奪い合う。 · Gunfire Reborn Studio / Duoyi Games

死は授業料になる。ただし授業は繰り返す

ソウルエッセンスは永続タレントの強化に使え、失敗した挑戦にも別の目的を与える。その周回で組んだ通常の装備構成は失うが、タレントツリーで次の挑戦を強くできる。ここは重要だ。育てるのは土台であって、見つけた素晴らしい銃をすべて永久保存するわけではない。

そのため序盤の敗北には納得しやすくなる一方、選択肢が十分に開くまで登る坂もできる。ローグライトに永続的な能力強化があること自体を好まないなら、管理役が陽気な動物になったところで、タレントの仕組みが急に魅力的になるわけではない。

公式の設計説明では、手作りの空間とランダムな遭遇、報酬のある寄り道の宝庫が組み合わされている。変化だけでなく、見慣れた場所もあると考えよう。序盤へ戻ることは、その場所を以前より理解したかを試す機会だ。景色が驚きを失ってからは、変化するビルドが新鮮さの多くを担う。

タレント画面には、遠征、戦闘、スキル、生存、武器、ヒーローの各列に接続された強化項目が並ぶ。
永続成長を示す2021年6月公開の公式タレント画面。当時の配置を示す画像であり、現在のUIの正確な姿を示すものではない。 · Gunfire Reborn Studio / Duoyi Games

4人のヒーロー、ますます忙しくなる画面

オンライン協力は最大4人に対応し、敵の難しさも人数に応じて調整される。銃が増えても作戦は必要だ。行動妨害とダメージは補完し合い、倒れた仲間を助けるために足を止める場面では、自分の体力を守る以外にも位置取りの意味が生まれる。

爆発の裏には、楽しい仲間内の判断もある。この拾い物は自分のビルドに役立つのか、それとも別の人の能力ならもっと生かせるのか。装備について相談するグループには、4人が別々にダメージ数値大会を競う以上の面白さがある。

代償は画面の忙しさだ。明るい弾、スキル効果、敵が注意を奪い合い、アイテム用語を読む時間も戦闘の間に入る。Steamで後から追加されたボットの仲間やメインステージへの再接続は不便をいくらか減らすが、基本的にはシステムを辛抱強く理解する姿勢が報われるゲームである。

青く光る武器と近くの仲間が、砂地の集落にいる敵に向き合っている。
協力プレイは合計4人まで対応し、戦闘の難しさはパーティーに応じて調整される。 · Gunfire Reborn Studio / Duoyi Games

冒険の正しい版を買おう

このレビューの主な評価対象はSteamのPC版基本ゲームだ。拡張は別売りの有料パック4本、Visitors of Spirit Realm、Artisan and Magician、Realm of Frost and Inkwash、Echoes From Primal Grove。各パックにヒーロー2人と武器4種が記載されているため、追加分を数に入れる前に購入内容を確認したい。

それぞれの追加内容は個性的だ。VisitorsではLiとXing Zhe、ArtisanではNonaの木製メカとZi Xiaoのカード能力が加わる。FrostはLynとMomo、Primal GroveはYoyoとCang Jueを導入する。まず基本の顔ぶれでできることを知り、その後で気になる遊び方を選ぶといい。

AndroidとiPhone/iPadの購入方式は異なる。初期ヒーロー3人を含む有料の基本部分に、追加キャラクターの購入がある。Googleの説明では、そのモバイル版の更新に伴う各章、武器、スクロール、アイテムが含まれる。Appleの掲載情報は、PlayStationやXboxのコントローラーへの対応を明記している。

コンソール版は505 Gamesが販売する系統に属し、同社のMicrosoft PC版もSteam版と混同できない。505の協力プレイ案内が扱うのはXboxとMicrosoft PCの組み合わせだ。グループでは最初に正確な版を決めよう。タイトルが同じというだけでは、マルチプレイ互換表の代わりにはならない。

長所

  • ヒーローの能力によって武器の優先順位と立ち位置が変わる
  • スクロール、特性、アセンションが互いに噛み合うビルド選択を生む
  • 永続タレントにより失敗した挑戦にも次につながる意味がある
  • ソロと最大4人のオンライン協力で異なるペースを楽しめる

注意点

  • 重なるエフェクトとアイテム用語には注意が必要
  • 永続強化を進める過程で序盤のステージを繰り返す
  • SteamのDLCとモバイルのヒーロー購入で総額が分かりにくくなる
  • グループ購入ではプラットフォームごとの版の違いに注意したい

おすすめのプレイヤー

  • 戦闘の合間に相乗効果を組み立てるのが好きなFPSプレイヤー
  • 同じエディションを選ぶ相談ができる協力プレイ仲間
  • 繰り返しの挑戦から学ぶことが好きなローグライトファン

総評

Gunfire Rebornの魅力は、武器選びがキャラクターの方向性を決める選択にもなることだ。自分で狙い、避け、標的を選びながらビルドを調整したい人に特におすすめできる。考えた組み合わせは、気持ちよく混沌とした銃撃戦ですぐに試される。

まずは基本ゲームを買い、ひとりのヒーローを覚え、戦利品に次の実験を提案してもらおう。画面を埋める効果や序盤の繰り返しは確かな弱点だが、能動的な戦闘と柔軟なビルドの組み合わせが、良い判断を面白い展開へ運んでくれる。

PC版基本ゲーム

レビュー評価: 8.3 / 10

戦闘
9.0 / 10
成長要素
9.1 / 10
使いやすさ
7.5 / 10
価格に見合う内容
7.7 / 10

SteamのPC版基本ゲーム。別売りのDLC4本でヒーローと武器が増えるが、それらはこの版の評価に含めない。

505 GamesのMicrosoft PC版とコンソール版は別系統であり、ここでは採点していない。

PC版基本ゲーム ↗

Android版

レビュー評価: 8.4 / 10

戦闘
9.0 / 10
成長要素
9.0 / 10
使いやすさ
7.7 / 10
価格に見合う内容
7.7 / 10

初期ヒーロー3人を含むAndroidの有料基本ゲーム。追加ヒーローはアプリ内購入で販売される。

モバイル版のコンテンツ更新は、機能、DLC、セーブ、マルチプレイがSteam版と同等である証明にはならない。

Android版 ↗

iPhone / iPad版

レビュー評価: 8.4 / 10

戦闘
9.0 / 10
成長要素
9.0 / 10
使いやすさ
7.7 / 10
価格に見合う内容
7.7 / 10

初期ヒーロー3人とアプリ内購入を備えるiPhone/iPad向け有料基本ゲーム。App Storeはゲームコントローラー対応を案内している。

App Storeの現在の販売元表示はHONGKONG DELAN CO., LIMITED。この掲載ページはSteam版やコンソール版のものではない。

iPhone / iPad版 ↗

評価は、該当する戦闘・成長要素・使いやすさ・価格に見合う内容の平均を、小数第1位に一度だけ丸めたものです。比較記事ごとの相性は含みません。

Gunfire Rebornはひとりでも遊べる?

遊べる。ソロに対応し、オンライン協力は合計最大4人。SteamにはSpirit Puppetというボットの仲間機能もあるが、すべての移植版にその機能があるとは考えないほうがいい。

挑戦が終わると何が引き継がれる?

永続タレントの強化は引き継がれる。拾った武器やスクロールを含む通常の周回ビルドは、次の挑戦で組み直す。ソウルエッセンスが長期的な成長を支え、一部の上級モードには独自の仕組みもある。

遊び始めるのにSteamのDLCは必要?

必要ない。基本ゲームは単体で購入できる。掲載したDLC4本はそれぞれヒーロー2人と武器4種を追加するもので、ビルドの選択肢を広げるが、冒険を始める必須条件ではない。

モバイル版の購入内容はSteamと同じ?

同じではない。AndroidとiPhone/iPadは初期ヒーロー3人を含む有料基本部分と追加のアプリ内購入を提供する。Google Playでは、モバイル版の更新に伴う各章、武器、スクロール、アイテムが含まれると説明している。Steamとの内容の同等性を保証するものではない。

Steam、モバイル、コンソールの友達が全員一緒に遊べる?

それを前提に購入しないようにしよう。505の公式サポート記事はXboxとMicrosoft PCの協力プレイを扱っている。Steam、PlayStation、モバイルとの全面的な互換性を示すものではない。グループで買う前に正確なエディションを合わせよう。

出典